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スタッフブログ

2020年12月29日

【特集】算賀の祝 -第4回:当日ハイライト(後編)-

いつも京鐘ホームページをご覧頂きありがとうございます。

【特集】算賀の祝、第4回目の今回は当日のハイライト(後編)です。

 

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◆「算賀の祝」特集 第4回 /全5回

 第1回:「算賀」とはなにか

 第2回:王朝儀式「算賀の祝」の装束

 第3回:当日ハイライト(前編)

 第4回:当日ハイライト(後編)

 第5回:御寺 泉涌寺について

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お待たせしました。今回は実際の儀式当日の様子をハイライト(後編)です。

 

儀式~算賀の祝~

 

前回は儀式会場「舎利殿」までの入堂の流れをご紹介しました。今回は、いよいよ儀式の内容についてご案内いたします!約1200年ぶりの復興とあって当日は各新聞者の方が取材にお越しになりました。荘厳な雰囲気のなか、緊張感が伝わってきます!

 

合掌~お清めの加持

 

僧侶様・ご列席者全員で合掌・拝礼からはじまります。儀式の場を清浄にするため、散華が行われます。その後、僧侶様より表白文(ご本尊に算賀のめでたき趣旨)が奉告され、続いて導師様よりお清めの加持が行われます。まさに平安王朝さながらの儀式に、見ている方も背筋がぴんと伸びます。

 

鳩杖授与~導師祝辞

  

御長老様より鳩杖が授与されます。その後、おふたりが人生の慶びを敬意をこめて読み上げ、本日の感謝・今後の夢と希望の祈りを行います。関係者焼香をはさみ、導師様からのお祝いのお言葉(悟りのお言葉)、ご縁の証を頂戴し、儀式終了となります。

 

退堂~その後

 

退堂後は、ご長老様との記念撮影をはじめ非公開の霊明殿(天皇・皇族方のご尊位牌をお祀りしている神聖なお堂)の参拝が叶います。
舎利殿では、授与品の「鳩杖」を手に持ち、ご長老様との記念撮影を。ご列席の方もご一緒に撮影可能です。また特別体験である霊明殿(可憐な唐門から覗く白妙の庭の奥に佇み、明治天皇、大正天皇、昭和天皇など歴代天皇の御真影・御尊牌が奉安されています)参拝では、公開されることの無い神聖なお堂を拝見し、一生に一度の貴重な体験をしていただけます。

 

お着替え~お帰り

 

お着替えも、お着付同様専属スタッフが行います。お着替え後は自由にご散策や、霊明殿へ参拝されておられない方は平服にお着替え後にご参拝頂けます。さて、写真左は脱衣後の十二単ですが、なんと自立するんです!こちらある諺(ことわざ)の語源とも言われています。正解は次回。ぜひお考え下さい♪ ヒント:十二単は正式には「五衣唐衣裳(いつつぎぬ からぎぬ も)」と言います。

 

 

当日は、謡曲「舎利」(「仏牙舎利(お釈迦様の歯の骨)」が盗まれ、韋駄天が取り戻す物語)の舞台としても名高い舎利殿での「鳴き龍体験」も行えます。鳴き龍とはお堂の中で手をたたくと、音が反響して龍が鳴いているように聞こえる現象です。迫力ある天井の「龍図」は狩野山雪筆。

次回は、いよいよ最終回「第5回:御寺 泉涌寺について」です。お伝えできなかった仏殿など舎利殿以外の魅力をご紹介いたします♪

 

◆「算賀の祝」のお問合せはこちら

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 ロムアルド・デル・ビアンコ財団 Life Beyond Tourismで紹介されています。

 

◆京鐘では御寺 泉涌寺での公式ご結婚式指定業者として「結婚式プロデュース」も行っております。