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[現地支度可]

奈良県内で神前・仏前結婚式を行える神社・寺院一覧です。
お客様のお好みの神社・寺院をお選びいただけます。

神前式とは

神前式は、神社や神殿で行われる日本古来の伝統的な結婚式のスタイルです。儀式を通してお二人が夫婦となることを神様に報告し、神様の見守る前で夫婦の契りを結びます。

夫婦となるお二人の結びつきをあらわすものというだけでなく、ご両家の方々の心をつなぐ儀式でもあります。これまでお二人を支えてくれた人たちへの感謝、お二人が出会えたことへの感謝を胸に、厳かな雰囲気の中で執り行なわれます。

仏前式とは

仏前式は、仏様やご先祖様に結婚のご報告をし、お二人が出会った「縁」やご先祖様に感謝の気持ちを伝える由緒ある儀式です。

一度結婚すると来世まで連れ添うという仏教の教えに基づいており、お二人は来世までの結びつきを仏前に誓います。

お二人にとって思い入れやゆかりのある寺院、または先祖代々のお墓がある菩提寺での結婚式が一般的です。

神前式の魅力

日本の伝統的な婚礼の儀式である神前式。神前式からは、日本人が古くより大切にしてきた「心」と「美」を感じ取ることができます。永い間人々によって大切に守られてきた歴史ある神社で、神様に見守られながら夫婦の誓いを立てる体験は、お二人にとってもご両家の方々にとっても特別なものとなるでしょう。

また神前式の儀式の中には、夫婦で同じ盃に注がれたお神酒を交互に口にする「三献の儀」や、夫婦で想いを揃え神様に玉串を奉納する「玉串拝礼」など、夫婦の絆を深めるものが多くあります。加えて、ご両家一同でお神酒をいただく「親族盃の儀」という儀式もあります。それらの儀式を通し、夫婦間、ご両家間の結びつきを強く実感することができます。

そして人生において大きな行事である婚礼の儀式を執り行なったことにより、その神社とのご縁が生まれることも神前式の大きな魅力です。新年のご挨拶やお宮参り、子供の七五三のお参りの際など、人生の節目でお付き合いの続く場所ができます。いつも見守ってくれる神様がいるということは、大きな心の拠り所となるはずです。

仏前式の魅力

お香が焚かれ、厳かな雰囲気の中で行われる仏前式は、歴史の重みが感じられる結婚式です。

仏前式の特徴として儀式の中には「念珠授与」があり、戒師様から仏前に供えられている白房の念珠を新郎様に授け、赤房の念珠は新婦様に授けます。授かった念珠は、左手の四指にかけて垂らしたものを親指で抑え、式が終わるまでお持ちします。

念珠の珠は心の丸みをあらわし、輪は人の繋がりの和をあらわします。

「念珠授与」には、お互いが尊敬しあい拝み合う気持ちを持つように、という意味が込められています。

また神前式にもある誓詞朗読や三々九度、親族固めの杯は仏前式にもあり、仏様やご先祖様への結婚のご報告とともにご両家の縁を結ぶ儀式となります。

ご先祖様に結婚を粛々とご報告する仏前式では、ご先祖様の存在を再確認することで自然に敬う気持ちが芽生えることでしょう。「縁」や結びつきを大切に考え、深い思い入れを抱く方におすすめです。

一般的な神前式の流れ

神前式の流れは、執り行なう神社や神殿によって少々違いがあります。ここでは、最も一般的な神前式の流れをご紹介します。

参進(さんしん)

斎主や巫女に先導され、新郎新婦、ご両家の親、親族が御社殿に向かいます。

着座(ちゃくざ)

御社殿に到着したら、神前に向かい右側に新郎、左側に新婦という位置で座ります。

修祓(しゅばつ)

斎主による祓詞(はらいことば)と清めのお祓いを受けます。

斎主一拝(さいしゅいっぱい)

斎主を筆頭に一同起立し、神様に対し拝礼します。挙式の始まりを示す儀式です。

祝詞奏上(のりとそうじょう)

新郎新婦が夫婦となることを、斎主が神様に報告します。そして新郎新婦の末永い幸せを願い、斎主が祝詞を奏上します。

三献の儀(さんこんのぎ)

小、中、大の盃を用い、同じ盃から夫婦が交互にお神酒をいただいて夫婦の契りを結びます。

誓詞奏上(せいしそうじょう)

新郎新婦が神前で誓いの言葉(誓詞)を読み上げます。

玉串拝礼(たまぐしはいれい)

夫婦として共に歩んでいく決意を託し、新郎新婦が玉串を奉納します。そして二拝二拍手一礼をします。

親族盃の儀(しんぞくさかずきのぎ)

両家の親族一同で、順に盃に注いだお神酒をいただきます。

斎主一拝(さいしゅいっぱい)

斎主が神様に対し、婚礼の儀が滞りなく終了したことを報告します。そして一同起立し斎主に合わせて神様に対し拝礼します。

東京エリアでおすすめの神社

ここからは、東京エリアにある神前式におすすめの神社をご紹介します。いずれも、長年にわたり多くの夫婦の幸せを見届けてきた由緒ある神社です。

日枝神社

日本の政治の中心地、永田町にある日枝神社は、江戸城の鎮守として徳川家の篤い崇敬を受けてきた、500年以上の歴史を持つ由緒正しい神社です。

御祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)。大山咋神は、古くから縁結びや夫婦円満、安産、商売繁盛の神として崇敬されてきました。そのご利益を求めて、通年多くの方が参拝に訪れます。

境内の緑に映える華やかで荘厳な朱色の御社殿も特徴の1つ。挙式では雅楽と琴の演奏の中、二人の巫女による『豊栄の舞(とよさかのまい)奉奏』があり、格式高く華やかな結婚式をお望みの方におすすめの神社です。

代々木八幡宮

新旧の文化の交流地、渋谷区代々木にある代々木八幡宮は、西暦1212年(鎌倉時代)に創建された大変長い歴史を持つ古社です。

応神(おうじん)天皇を祀っており、厄除開運の御利益がある神社として広く知られています。また応神天皇の母上である神功(じんぐう)皇后の神話から、安産や家内安全を司る神社としてもあがめられています。

石階段を上り鳥居をくぐると、都市部であることを忘れさせてくれるような豊かな緑が広がっています。パワースポットとしても大変人気のある神社です。

芝大神宮

港区の芝にある芝大神宮は、「東京十社」の一社に数えられ、およそ千年という歴史を持つ神社です。歌舞伎演目の「め組の喧嘩」の舞台としても知られています。

「天照大御神」と「豊受大御神」を祀っており、「関東のお伊勢様」の愛称でも親しまれています。縁結びの御利益のある神社として有名で、古くから多くの夫婦が神前式を執り行なってきました。

荘厳な石造りの御社殿が特徴で、江戸の粋と風情を感じる和やかで華々しい神前式を挙げることができます。

湯島天満宮

文京区の湯島にある湯島天満宮は、東京を代表する天満宮です。学問成就の神社として大変有名で、毎年多くの受験生が訪れます。

岩戸に隠れてしまった天照大神を救い出した神、天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)と、学問の神として知られる菅原道真公(すがわらみちざねこう)を祀っています。そのため学業に関するご利益や、開運のご利益があるとされ、有名人も多く参拝に訪れています。

御社殿は、和の情緒あふれる総檜造。伝統を重んじた厳かな結婚式を希望される方におすすめの神社です。

乃木神社

都心の只中、港区赤坂にある乃木神は、東京大空襲で社殿を焼失しながらも、全国の崇敬者によって復興されたという歴史を持っています。大正初期創建と比較的若い神社ながら、大変愛されている神社です。

生涯付き添い、明治天皇に忠義を尽くした乃木希典大将ご夫妻を祀っています。ご夫妻は農民たちに交じり自らスキを手に畑を耕したと伝えられており、そのことから「土徳の神」として地元の人々よりあがめられています。

御社殿は装飾を抑えた質実な佇まいで、気品を感じさせます。再建時に境内の歩道も整備されたため非常に足元がよく、ご高齢の親族も参列しやすくなっています。挙式では龍が喜び舞う祝いの舞楽『納曾利(なそり)』の奉納があることも特徴の1つです。

神前式のプロデュースは
京鐘までご相談ください

京鐘では、他にも東京の様々な神社での神前式をお手伝いします。専門の結婚式場やホテルとはまた異なる趣を持つ神前式。日本人の心を実感する伝統的な神社での結婚式をご希望でしたら、ぜひ当社にご相談ください。

銀座の店舗でもご相談を承っております。東銀座駅から徒歩1分、銀座駅から徒歩3分というアクセスの良い場所にございますので、対面での相談をご希望の場合は、ご予約の上、店舗までお越しください。